サーフボードのフィンについての再確認 パート2

 前回に書いたサーフボードのフィン話しの続きです。

(詳しくは前回の記事から続けて読んで下さい。) 

 

実は伝えたい事が多過ぎて ブログの後半は自分でもどこまで

話したのか… 等、グダグダになりそうだったので今回との2部に分けました。 

 

で、

今回はその続きからのフィン話しですね(^^) 

フィンといっても種類はとにかく沢山有るのが現状ですが 

前回の後半に話した通り 

フィンばかりにとらわれず基本的なベースのサーフボードにあったフィンと乗り手が思い描く 

ライディングラインをしっかり具現化出来るチョイスが望ましいですね。 

 

では前回後半に話した80’sや70'sのリアルビンテージのシングルBoxフィンに 

近年のシングルフィンが合わない理由があります。 

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 近年のシングルフィンが左3つ、右側の一つがMR時代のシングルフィン

全然違うのですよ。 

 

MR時代(マークリチャーズのシングル→ツイン移行) 

その当時のサーフボードはとにかくロッカーはフラット

レールは極端なテーパーレールがテール寄りに強く 

とにかく動かない板だったのですよ… 

でその性質上ベースがワイドでレーキしていないフィンが生まれたのですね。 

ボトムターンでルースしないドライブと動かない板をタイトにターンさせるデザイン。 

因みに… 

この右側のビンテージフィンって今現在ほとんど無いですf^_^;) 

ビンテージサーフボードを持ってる方々はこの時代のシングルフィンを必死で探しています。 

現行でもっとも近いフィンフォイルはMR Twinでしょうか!? 

そう見ると時代背景が解ると思います。 

 

Twin finでも同じことがいえます。 

 

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コレはONfinですが、 

あきらかにデザイン違います。 

右側は後ろにレーキしていて左側はベースワイドのレーキはほとんど無し 

右側は最近のツインフィッシュにみられるデザインですね 

で左側はミニシモンズ系に みられるデザイン。

そう最近のツインフィッシュはかなりロッカーやレールフォイルがビンテージツインとは変わって 

よりマニューバリティーなライディングラインを描けるデザインになってきている流れで 

フィンデザインもスラスターに近くなってきていますね。 

実際、ラスタビッチ等のサーファーが乗るフィッシュでは一昔前では考えられないライディングが出来てる現実です。 

さて左側のシモンズ系にあるこのフィンデザイン 

前回の記事で言うところのピボットに近いですね 

そもそもシモンズ系のボードは アウトラインがかなりストレートで直進性は断トツです。

さらにボードロッカーは抑えめのローロッカーである為 

フィンフォイルとフィンポジションで回転性を補っています。 

 

そうです。 

フィンとサーフボードって組み合わせ次第でドンドン化けます!! 

史観から言うところでは 

サーフボードも重要ですがフィンってかなり重要です。 

しかも今現在ではF.C.S.やフューチャー、ロックボックス等… 

多くのサーフボードでフィンシステムやフィンデザインを試せる素敵な時代ですので 

より多くのフィンデザインを試して下さい。 

たしかに多くのフィンデザインを試すのは金銭的に出費を伴いますが

あなたとフィンとサーフボードが新たな世界を魅せてくれますよ♬

私的には多くのフィンデザインを試すのは自己投資と思っています。

だって、その少しのチャレンジであなたの板がマジックボードに化けるのですから!! 

 

そうそうちょっと前に懐かしいモノが出てきましたw😆 

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多分1990年頃の初期のF.C.S.のフィンキー 

コレ覚えている方々いるかなぁ …!?

このフィンを外せるシステムが無い時代は海外トリップ先に到着してボードケース開けるときはドキドキでしたね〜

ONフィン 折れてていきなりリペアーとか当たり前でしたからね〜😆

 

今の時代は何でも便利になりましたね 

 この記事が少しでも皆さんのサーフィンライフの参考になれば幸いです。(^^)

 

 

以上宜しくお願いします。 

サーフボードのフィンについて再確認

相変わらずのマイペースブログですが宜しくお願いします。 

さてと、

今回はサーフボードのフィン。 

以前から多くのユーザーの方々にフィンに関しての疑問等を度々質問されているので 

今回はフィンの性質、素材、効果等を 

私の史観 で話していきたいとおもいます。

まずは沢山聞かれるのが素材。 

マテリアルってヤツですね 

 個々のフィンブランドで真っ白のプラスチックな感じのフィン。

コレは素材はファイバーグラスと樹脂を混ぜ合わせて形成して圧縮成形したモノ。 

※そこそこフレックスありますね〜 

さて次に多くのフィンブランドが多様しているハニカム。 

フィンのコア素材に多様されているハニカムという素材。 

 

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こんな感じの大きなロールでファイバーグラスのロールに近い感じであります。

では拡大してくと… 

 

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こんな感じで大きなロール状態での素材であります。 

私達シェイパーやサーフボード業界ではコレをハニカムコアマットと言います。

略すと一言。 

『コアマット』 

もともとはアメリカズカップのヨットセーリングやF1のモーターサイクルからの下流れ的にこの様なハニカム、

カーボン等のマテリアルが ウインドサーフィンやウェイクボード業界に入ってきました。

そこからの流れでサーフィン業界に入ってきました。 

では、そのハニカム。 


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サーフボードのフィンに多様されていますね。 

ほぼ全てのサーフボードフィンにこの様にコアマットが 使用されています。

見た目カッコいいですよね〜 

あと 、軽いw

その通りです。 

何故なら上の画像のフィンのハニカムの六角形の中心にはレジン(樹脂)が入っていない為軽いのです。 

そう、軽い!!   

サーフボードの重量バランスのテールが軽ければターンも軽い⭕️ 

軽いナイス!! 

と、思ってしまうのが残念… 

実はこのコアマット 

柔軟性は皆無なのです。。。。

 

※ハニカムコアマットの 性質

☆曲げ強度が増す

☆弾性が減る 

☆重量は軽減出来る 

☆製作コストの削減 

 

フィンってターン時のパワーを受け止めてそれをしなりと面積、

エリアで受け止め反撥させてターンパワーに持っていくのが理想だと思ってます。 

 ですのでコレだけ見るとハニカムってどうなの??

って思うかもしれません。 

そこでフィン自体での特性にいきます。 

先ずはフィンの理論 

 

 

 

 

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 フィンとはサーフボードのボトムにあり乗り手のサーファーの舵になるアレですw

上の画像にありますがフィンの斜めになる角度等をレーキやSWEEP等で表します。

フィンが後ろに反っていればいるほど大きなターンとターン時の伸びしろが得られます。 

(右のAM2ですね)

波のパワーがある時(外洋)やリーフブレイク等がお薦めです。

では間逆に反りが少ない方は 

(左から2番目のWCT)

フィン自体の波の抵抗値が少ないので回転性があるにでビーチブレイクやチョッピーコンデションの

タイトアクション等にお薦め です。

 そう、ガンガン板を動かしたい人にお薦めですね(^^)

 

ここから重要。 

フィンの理論。 

フィンベース。 (フィンのサーフボードに接する面積)

このベースエリアが大きくレーキしているフィンはボトムターン時により大きなドライブ性能を出します。 

しかし、ベースエリアが大きければターンは大きくなりコンパクトなクイックターンは失われます。 

逆にベースエリアが狭く レーキしていないフィン(俗に言う立っているFin)

俗に言うピボットフィン系 

この様なモデルはラインディング時でホールド性ロスなのでレスポンス重視の 

クイックなターンムービングに優れています。 

そこで一息。 

 

そもそもフィンばかりにとらわれて基本のサーフボードの性能を考えて忘れていませんか? 

80,sや70,sのリアルビンテージの板のシングルBoxフィンに 

近年のシングルフィンが合う訳ないし… 

その当時でのロッカーやアウトラインにあったフィンがその時代でのマストであり… 

 

 

今回のフィン話し… 

結構永くなりそうなので今回はこの辺でゴメンなさい。 

続きは… 

 

以上宜しくお願いします。 

 

 

 

 

 

 

素晴らしいギフトを戴いて…

THE SURFER'S JOURNAL

という海外のサーフマガジン(サーフ雑誌)を知っていますか~?

 

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 今では日本語翻訳版も出版されていて通販等で定期購読されている方もいるだろうか、

まぁ、知っている方は相当なサーフフリークであると思う。 

知らない方も是非これから気に留めていただきたい。

とのかくこのザ・サーファーズジャーナルというマガジンは写真が半端なく綺麗であります!!(゚o゚;; 

そして日本の雑誌と違い写真構図も大胆でダイナミック!!! 

更に最新のサーフ情報が所々に出ててヨダレ物w

もうね~f^_^;)💦💦   

ページめくる度に目が釘づけw

そんな半端なく素敵な雑誌 

THE SURFER'S JOURNAL

ドン!!!!!!!!!!!!!!! 

 

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ほぼ創刊号からの100冊超えのザ・サーファーズジャーナルを知り合いのご厚意で戴きました~( ´ ▽ ` )ノ🍻 

ダンボール3箱ギッシリのザ・サーファーズジャーナル!!!!

諸事情から手放すとの事で私が譲り受けました♬

最高なギフトです!!!!!!!

素晴らしい写真には名前も聞くのも初めてなポイントの写真だったり 

素晴らしいサーフィンシークエンス写真だったりするのですが、 

私的にはサーフボードシェイパーならではのマニアック的な写真に観入ってしまいますね〜f^_^;)💦💦 

こんなんとか… 

こんなんとか… 

IMG_2048.JPG

 こんなんとか…f^_^;)

マニアックな構図ばかりだなぁ~💦 

まぁ見れば見る程、その時代でのサーフシーンが綺麗な写真で見れますので

御前崎に波乗りに来たら是非 

GARAGE 1122 Surf Storeに遊びに来てザ・サーファーズジャーナル100冊超を堪能して下さいね〜( ´ ▽ ` )ノ 

近日中にはザ・サーファーズジャーナル専用の本棚を作る予定です!!

そうそう…

私のシェイプルーム下のギャラリー兼ショールーム的な 

GARAGE 1122 Surf Store はfree-Wi-fiなので 是非パスナンバーをゲットしてお時間を有効に使って下さい(^ ^)

 

えっ!?? 

御前崎の波情報??     うん。

ど クローズ ですw🙈

 

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以上、宜しくお願いします。 

70's ビンテージサーフボード

 お疲れさまです。

皆さま、本日はどうお過ごしでしょうか( ´ ▽ ` )ノ

 今日は珍しい逸品を先輩にお借りしましてね…

 

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リンデンシェイプのブルーワーサーフボード !!! (゚o゚;; 

70' 80'sのビンテージシングルフィンw

いや〜 ワタクシ春先頃から、またもや凄くシングルフィンが気になりはじめて

ビンテージサーフボードマニアの先輩に声をかけていたのです(⌒-⌒; ) 

自分的にはアイパのスティンガーシングルが気になっていたのですが…ワタクシの 周りにはアイパスティンガーをお持ちの方がおらず、今回のリンデンシェイプのシングルフィンをお借りしました( ´ ▽ ` )ノ

ボードデザインはボトムは当時のシンプルなフラットVee、イーグルノーズのテーパーレイルだが板厚は6cmオーバー 

見れば観るほど手こずりそうな板w  (≧∇≦) 

 

ボードスペックなんて書いて無いしリンデンのサインのみw

ボードスペックなんて書いて無いしリンデンのサインのみw

そう!!  ボードスペックなんて何も無しでサインのみ(≧∇≦) 

今のサーファーの、ボードサイズは5'10"の18 1/4" で厚さは〜〜みたいな変なウンチクは無かったんだろうなぁ〜 

そして、乗りこなせる力量のヤツが上手い!!  みたいなw

うん。 

シンプルで素敵な時代だ( ̄▽ ̄) 

最近、ネオクラシック系のハイブリッドボードの人気が出てきて 

こんな感じのビンテージ系でリップしたいとか言い出す方やネットで見ただけの板を、

この板よりもっと動きがイイのが欲しいと… 

ワタクシ『その板乗った事ありますか?』と、 答えは乗った事無いとw (−_−;)

世の中には面白い方々がいっぱいいますね。 

 

その様な方々には是非、純粋にサーフィンと いうシンプルな波乗りを楽しんでほしいですね。

難しく考えずに楽しむ事が一番だと思います( ´ ▽ ` )ノ 

 あと…

ビール片手にサーフボードと一緒に身体も日焼けするのは どうなんでしょw (≧∇≦)

ま、夏の風物詩的なwww

 

 まだまだ夏です!!

いっぱい波乗り楽しみましょ( ´ ▽ ` )ノ 

 

以上、宜しくお願いします。